知らなかったではすまない、
違法ダウンロード

違法ダウンロードについて考えてみよう!!

個人で出している場合

個人の創作物など

商業として市場に流通している商品に関しては、所定の手続きを行なうことで著作権として登録されます。こうして著作権登録された作品に関して違法にアップロードして、私的とはダウンロードすることが罪になるということは散々書いてきましたが、何もネットの世界にはこうした商業としての売り物ばかりが出回っているわけではありません。中には個人で作成された動画や音楽を配信していることもあります。

ネット環境が整備されていく中で、私達の暮らしも大きく変容していくことになりました。ネットを介すことで様々な人と交流を交わすことができるようにもなって、人脈も増えたという人もいることでしょう。また同じ趣味の人がまわりにいないからネットを通じて同じ趣味の人を探すということも行われるようになりました。また、自分が思っていることが思う存分に発言できるという手軽さもあって、自分たちで動画を作成して楽しんでもらおうという動きも出てきました。その全ての発端こそニコニコ動画の存在であるといえるでしょう。

ニコニコ動画の存在はまさに画期的だといえるでしょう。この動画サイトが完成したことにより、登録しているユーザー一人一人がクリエイターとしても活動することを容易にしたことで、自らネットを通じて生放送番組を作成するということもできるようになりました。こうした番組を作成する意図としては、もちろん自分の意見を世の中に発信したいということもありますが、ほとんどが日常生活では普段やらないようなことを行なって注目を集めたいという人が大半でしょう。そのために色々な問題が顕在化することになりますが、今回はその話しはテーマから外れてしまうので置いておきましょう。

こうしたニコニコ動画の誕生によって、今まで自分で作って満足するだけだった人たちが動画を通じて自主制作した動画や音楽を配信するようにもなりました。まさしく新世紀の新たなネット社会の産物といえるでしょう。平たく言えば、ニコニコ動画などで同人活動の一環で作成した作品を公開して感想を貰って、創作活動を行なっていく人も増えるようになったのです。

どんなものを主に投稿しているのかということになりますが、動画ということで映像はもちろんですが中でも有名なのは音楽関係でしょう。ニコニコ動画を通じて自主制作した音源を公開・熱唱することでファンを増やしていって、ある種の満足感を得るという目的から始めた、もしくは継続して現在も歌い続けているという人も多いでしょう。そういう人たちの中にはレコード会社などに見定められてメジャーデビューする人も出てきています。そのほとんどがどこかで聴いたことのある声だ、ということもある人もいるのでニコニコ動画の誕生によって、自身の歌を広げることに成功した人たちも多くいるわけです。

違法DLした人の末路

動画内に投稿された同人作品について

さて、違法ダウンロードの話に戻さなくてはいけませんね。特にニコニコ動画内において投稿されている作品の大半がユーザーが趣味の範囲で作成した作品となっています。改めていうまでもありませんが、こうした作品においては著作権という保護機能が働いていないというのは理解できるでしょう。そのため、私的にダウンロードされたり、拡散されたりしても法律という力に影響を受けない事例が山ほど出てきます。ということは罪にはならないというのか、というとそうでもありません。ただ同人活動などの個人での創作物に関しての規定に関しては特に問題視しているような記述もないため、現状では創作物を守る手段として明確な手段はどこにもないでしょう。投稿者はそういったことから本当に守ることを考えているなら、自らできちんと管理しなければならなくなります。とはいいますが、例え違法ダウンロードをしていることを確認できても、拡散していた人たちを探すのも一苦労です。企業であればそれなりに人員と資金を用いて行なえるかもしれませんが、一個人がそこまでするとなると情報技術も相当に磨かなければならなくなりますし、時間もかなり要することになるでしょう。でも基本的に、同人作品は見てもらうために作っていることを前提にしているわけなので、基本的に違法ダウンロードという枠には適用されませんが、中には本当に悪質なことをしている場合には権利を主張されて話がややこしくなる場合もあるので、その辺に関しては同人業界におけるルールに乗っ取って従うか、もしくは製作者が提示している範囲で礼儀を守らなくてはいけないでしょう。

権利を主張されるとしたら

結論からすると同人作品においては違法ダウンロードとして告訴されることは本当に少ないと思われます。ではどういったことをしたら告訴といった事態に発展しかねるかを考えて見ましょう。

まずこれは著作権という概念が発生することになる作品に対して、まるであたかも自分で作った表現として発表することだ。これはもう同人だけでなく、クリエイターとしてはやってはいけない行動だ。本当は全く違う人が作った作品であるにも関わらず、自分が苦労を重ねて創り上げたものだとでも表現しているのだったら、告訴されてもおかしくないでしょう。商業として登録されていなくても、権利としては既に成立しているので、有効といえるでしょう。アイデアなどは保護の対象外となっているので、類似性が見受けられるが、表現という面では問題ないというと著作権の及ぶところではないので諦めるしかないでしょう。

ボーカロイドもね

ニコニコ動画といえばボーカロイドでしょう。もはや一般的な知名度に加えて、有名グループがカバーしているといったこともあってボーカロイド作品も、ニコニコ動画においては多く発表されています。但しボーカロイドと言っても機械化された音声で歌っているので、また少しややこしくなります。ボーカロイド系のダウンロードコンテンツを落としたい場合、何と一般販売されているソフトを購入している状態であるなら、ニコニコ動画を始めとしたダウンロードコンテンツで、例え違法であっても検挙されないとのことが発表されています。

何だか非常に分かりづらいというか、どうしてそうなるのということになります。許諾を受けていないコンテンツからのダウンロードは違法であるとのことを明確に基準としたはずなのに、ボーカロイド関係はソフトを持っていれば刑事罰の対象外になるといわれているんですから、おかしなものですね。確かにボーカロイド作品も既に同人業界においては人気のテーマとなっております。コミックマーケットにおいても主力商材として取り上げられることもあれば、ボーカロイド作品だけを取扱うイベントなどもある状況です。市場の規模としては商業ともいえなくもないほどその力を伸ばしていることは分かりますが、このようなことでは他のコンテンツが違法でダウンロード禁止というのは少し話が違うのでは、とも思えなくもないです。

何にせよ、この違法ダウンロードの刑事罰は何だかんだで抜け道となるものが明確に提示されている気もするので、まだまだ改善することは山ほどあるのでは、と感じます。

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