知らなかったではすまない、
違法ダウンロード

違法ダウンロードについて考えてみよう!!

違法ダウンロードとは

便利になったことで生み出した問題

近年の情報技術の発展はめまぐるしく、そしてせわしないくらいの進化スピードを遂げているといって良いでしょう。そのスピードは平然と現場の人間は追いついているものの、購入する側である一般消費者の中には時代の発展に全く追いつくことのできない人も多くいることでしょう。その流れに乗り切れない人は別段問題としていない場合もあります。時代というものは常に渦を巻くように早く、そしてあっという間にありとあらゆる古いと定義されたモノを淘汰していく中で人も何とかその波に乗ろうとしています。そういう意味ではインターネット環境というものは私達の暮らしを大きく変えることになった情報技術だ。ネットワーク技術の発展がなければ、今の時代を支えているであろう生活スタイルを維持できないという人も大勢いる、それだけ大きな影響力を持っているインターネットですが、その技術が生み出したのは生活の変質だけでなく、モラルの低下というものを生み出しています。

著作権、という言葉を聞いたことありますか?この著作権という言葉に反応するとしたら、映像作品や音楽といったものを指していると考えて問題ないでしょう。近年、この著作権で守られている商業商品が、ネット上で著作権保有者の意思を無視して、ネットワークの世界に無作為にばら撒いて提供している不届きなことをしている人がいます。そしてそんな不届きな人が提供している作品などを勝手にダウンロードしてしまうと刑事罰の対象になってしまいます。こちらは本人の意思があろうとなかろうと、結果としてダウンロードしてしまった、という事実だけが残ってしまう場合においても、故意でないと主張しても違法であると認識されてしまうこともあるのだ。

現代のネットワーク産業全体で考えた場合、この著作権を無視した違法ダウンロードは既に業界全体を巻き込んでいる大問題にまで発展している。聞いた子がない人はもはやほとんどいないでしょうが、改めていわれると良く意味を理解していなかったという人は注意してください。分かっててダウンロードした人は間違いなく捕まりますので、ご注意ください。

違法ダウンロード、とは

実はこの違法ダウンロードという問題、本当にごく最近になってようやく取り上げられるようになった案件で、それまではどこかうやむやになってしまうグレーゾーンを形成していたのです。ほんの数年前までネットに映像作品や音楽を勝手に投稿することは法律上では明文化されていなかったため、当時は本当に何でもかんでもネットを見れば観賞し放題という、無法地帯となっていたのです。恐ろしいですよ、元々注意程度しかされていなかったということですから、そんな言葉は注意にも抑制にもならないんですからね。私も本格的に自分のパソコンを持ち始めたのは、丁度違法ダウンロードに対しての著作権法改正時期より少し前という半端な時期でしたので、直接的に何かをするということはありませんでした。というより、自分で分かっていながら犯罪に足を踏み入れるようなことをするほど、自分の人生に対して楽観的に考えていないのでパソコンを手に入れても違法ダウンロードをしたいとは思いませんでした。

本格的に違法ダウンロードに対して明確に著作権法に書かれたのは2010年1月1日のこと、この時からコンピューターゲームや、テレビなどで『ネットワーク上に複製・アップロードすることは違法である』というテロップが出ることも増えていきました。現在ではドラマやアニメといったものを含めたありとあらゆる映像作品に対してテロップが流れるようになりました、当然の流れといえば当然なんですけどね。

メーカーが発売している商品の著作物に関してはプロモーションといった試供品提供以外の目的では、無償でダウンロードすることはできず、メーカーが監修している、もしくはきちんと提供していることを証明しているようなサイト以外での配布物に関しては、原則的にほぼ全てが違法に配信されているものだということを考えても良いだろう。見分けが付かない場合もあるが、そういう場合は直接メーカーに問い合わせて確認を取れば良いでしょう。一発で違法かどうか判断できますから、安心です。但し、このダウンロード違法化というものはあくまで有償で提供されているもの、メーカーが提供している商品ということでなければ対象ということになり、それ以外のことになると基本的に法律内で適用になるかどうか極めて厳しいところなのだ。ですから、基本的にメーカーが関わっていないところでの作品の提供が行なわれている場合は基本的に全て違法となる、ということです。

日本国内向けにある音楽・映像配信については、レコード会社と映像製作会社が性器に提供しているコンテンツを配信するサイトに対しては、一般社団法人日本レコード協会は、登録番号を発行しており、エルマークという登録証票を発行しているので、基本的にこのマークと登録番号を掲載しているサイトでの購入は違法にはならないから安心してください。このどちらか片方でも公開していない場合は、協会から許諾されていないサイトである可能性があり、協会に所属している団体に著作物の販売を委託している著作権者の音楽や映像について、違法に公開している可能性が高くなるのです。また、著作物によっては日本レコード協会ではなく、一般社団法人日本音楽著作権協会を始めとしたその他の著作権管理団体による登録番号が明示されている場合もあります。この時に関しても、不安なことがあれば直接そこに記載されている団体に問い合わせて違法かどうかを確認したほうが良いでしょう。

ダウンロードを防ぐことはできる?

だた、こうした違法ダウンロードは事実上不可能と言っても良いほど難しいというのが現状です。というのも本当にダウンロードを監視するようなことになればそれに見合うだけのコンピューターと人員を獲得しなければならず、さらにダウンロードする時間帯に関しても一定であるということは無いので、24時間体制で管理し続けなければならないという問題が出てくる。さすがに現実的ではない問題だ、もしこんな仕事をしてくださいといってもよほどの見返りが期待できなければ自発的にやろうと思う人はいないだろう。仕事だと思って割り切って実行するにしても、早い段階で限界が来てしまうのは目に見えている。

また、こうした監視体制が憲法で規定されている『通信の秘密』を侵害している可能性も内包しているということだ。今後この問題をいかに侵害しない程度に監視する方法が考えられれば具体的な方向性も見えてくるかもしれないが、何とも言えないだろう。

またインターネットには『特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律』というものがあり、著作権の侵害に対しても適用となっている。通信のログや通信を行なったものに関する個人情報の提供を裁判所を介してサービス提供者に求めることができるという仕組みとなっているのだ。これにより著作権者はその個人情報に基づいて、著作権侵害の告発、それに損害賠償請求を行なうことが認められているのです。ただこの法律は逆にいえば乱用される恐れもあるので、警告に従わない場合に運用するようにとのことを、著作権を管理している文化庁は各機関に求めているのが現状となっている。

これらの動きから見てみると、確かに法律上では犯罪行為として認定されているものの、国を挙げての行動だということには繋がらないように取れるのも仕方ないだろう。また悪質な人の場合は容易にこれらの網から抜けるようにして手口を変えて実行するということを常套手段としているため、民事的な内容ではいまひとつ心もとない内容となっているといわざるをえないだろう。

刑事罰適用の動き

こうした問題点を解消するために、違法コンテンツと分かっていながらダウンロードしたものに関して刑事罰を下そうとする動きが見られていた。ただその案は違法ダウンロードが法律的にアウトということを明確にしたときには見送られたが、その後罰則として導入すべきだということが話し合われるようになった。そんな反応に対して新潮に行くべきであるとする声もあれば、明確に反対するという動きもあり、罰則導入への議論はしっちゃかめっちゃかになった。

そしてついに2012年6月15日にて、著作権法の改正案として私的違法ダウンロード刑罰化を追加する修正案が提出され、これが可決することになった。その後更に『アクセスコントロール技術を施したDVDやゲームソフトのリッピングの違法化』・『アクセスコントロール技術を解除する機器やソフトウェアの販売禁止』といった改正案を盛り込む形で、同年10月には本格的に施行されることとなった。

ちなみに、そういうダウンロードに関してドイツはすでに刑事罰として法律で明文化されている。

アノニマスによる抗議行動

こうした違法ダウンロード刑事罰化が可決されたことによって、ネット集団『アノニマス』が違法ダウンロード刑事罰化に抗議する内容の声明を発表し、同日ごろから日本政府及び日本レコード協会などのウェブサイトに対してサイバー攻撃を行ったという。

ここまでなら大変なことのように聞こえる、いやっ大変なことであるのは変わりないのだが、この攻撃対象の一つとなっている霞ヶ関を攻撃するはずを霞ヶ浦を攻撃するというハプニングを起こしてしまうというミスを犯してしまうのだった。この間違いを指摘するコメントが押し寄せ、それに対してアノニマスは『忙しくて間違えた、日本語は難しい、頑張る』といった発言をしたのだった。攻撃対象を思いっきり間違えてしまって立つ瀬がなくなってしまったように感じる。

一方で日本においてもこうした違法ダウンロード刑事罰化に対して抗議活動を行なっていた。どんなことをするつもりなのかということを今か今かと待ち構えていると、何と何も知らない人に違法ダウンロード刑事罰化についての小冊子を配布すると発表したのだった。その際には清掃活動をしながらの活動を行うとして告知を行い、告知した日取りに渋谷で50人以上の人が清掃活動を行ないながら抗議運動を行なった。非常に平和的でほのぼのしている活動内容に対して海外のアノニマスからは『平和な日本人的手段』として、感心する声が聞こえていたといわれています。過激なことは行なわず理解を求める手法というのも、抗議活動としてみれば共感を呼びやすいのかもしれない。

違法に関するあれこれ